[日本語漢字]特異点定理 |
[日本語ひらがな]とくいてんていり |
[英語]Singular point theorem |
[意味]物理的に妥当な状況(空間におけるエネルギーが正など)を考えると、一般相対性理論が破綻(はたん)する密度または時空の曲率が無限大となる特異点が存在すること。たとえばブラックホールの内部には特異点があると考えられているが、事象の地平線の内側にあるため、たとえ因果律が破綻したとしても、外部には影響はない。1960年代にホーキングとペンローズによって古典論の枠組みの中で証明された。ペンローズ・ホーキングの特異点定理。 |